≪20世紀最高の投手≫江夏豊投手と広島東洋カープの思い出★大阪府・八上雅之


2009/5/30(土)奇跡の当選!
テレビ大阪様より「20世紀最高の左腕・江夏豊投手直筆サイン入りDVDブック」
が届き、親子で大興奮!!宝物にします!!





★【昭和50年(1975年)〜父の影響でカープファンに】
 私の父(八上敬一)は、生まれも育ちも大阪府四條畷市ですが、アンチ巨人が高じてか?「古葉竹識選手が巨人の長嶋茂雄選手と熾烈に首位打者を競ったのに魅せられて」昭和38年頃から大の広島カープファンになりました・・・。その父の影響もあり、私(八上雅之)も小学1年生・昭和50年の初優勝・赤ヘル旋風の時に大のカープファンになり、大阪では珍しくカープの帽子をかぶった小学生でした。いずれも自宅前にて友人と(写真下)


 小学2年〜6年生の間、毎年夏休みになると、父は新幹線グリーン車に乗せて広島市民球場にカープの応援に連れて行ってくれたのは本当によい思い出です。小5のときでしたか、新大阪駅で2人で新幹線に乗り込むやいなや、デッキで父が2人組の「スリ」にタックルされ財布をスラれてしまういう大変なアクシデントもありましたが、、、市民球場前で古葉監督に着ている服にサインをしてもらったこと、「そごう」で池谷投手、北別府投手に握手をしてもらったこと、市民球場でで食べたカープうどん、いつも宿泊した平和公園近くの「あいおいホテル」・・・全てが本当に懐かしい・・・毎年、広島の各地を案内して下さった(父の旧友である)下高モータース社長の下高忠さんご家族はお元気でしょうか・・・※写真下はカープの試合を観戦した翌日、原爆ドームにて父が写してくれました


★【昭和54年(1979年) 一番の思い出は初の日本一と江夏投手からのサイン】
 小学校時代は「(四條畷)学園ファイターズ」という野球チームに所属する野球少年で、小6の時はキャプテンも務めた私が・・・当時バイブルにしていたのは、恒文社が発行の「プロ野球選手名鑑」。今では全く考えられないことなのですが、名鑑の最後の方に『君もファンレターを出しましょう!』というようなコーナーがあり、そこには各球団の主力選手の現住所が載っていたのです。昭和54年のシリ−ズ開幕前の春休み、当時小学5年生の私は重大な決意をするに至ります。それは、現住所が掲載されていたカープの全選手(古葉監督から、山本・衣笠そして代打の切り札内田順三選手までの約20人)にファンレターを出すこと!当時からやるとなったらとことんやる性分の私は・・・春休み1週間がかりで真剣勝負のファンレターを書き、その葉書を同時に投函したのでした!(往復はがきではなく、全て蔀屋の「山口タバコ店」で購入した20円の官製はがきで!)。。。4月に入り学校から帰ってくると自宅玄関のポストをドキドキしながらチェックする日々が続き・・・「1人くらいは返事をくれるだろうか」と不安な日々、来た!と思ったら「転居先不明」でファンレターがそのまま戻ってきたことも、、、
 そしてシリーズ開幕直後、私の11歳の誕生日である4月15日(79年)の消印で一番最初に届いたのは、、、何と江夏豊さんからの返事だったのです!(画像下)子供ながらに(総合的に判断して)「一番サインがもらえる(返事が来る)可能性は低いやろうな」と薄々感じながら・・・しかし一番江夏(投手)のサインがほしい!」と考えていた、まさに憧れの江夏投手から返事が自宅のポストに届いたのですから・・・あの日の感動は未だに忘れられません。そしてこの昭和54年(1979年)という年は赤ヘルファンにとっては忘れられない広島初の日本一、『江夏の21球』の年なのですから、なおさらです!(江夏投手から以下画像のサインが届いた後、山本浩二、衣笠、池谷、水沼、山根、内田、高橋里、渡辺秀、道原、高月、長内各選手から返事(サイン)が届き・・・26年経った現在も大事に保存致しております)



 この頃、地元大阪の「大阪カープ後援会」にも入会し、父と甲子園球場にもカープの応援に何度となく行きました。そしてあの昭和54年大阪球場「江夏の21球」を小雨降る中「優勝あるのみ」の小旗を振りながら、親子で生観戦し、初の日本一に抱き合いながら涙したことが「生涯赤ヘルファン」になることを決定的にしました。※1979年12月、自宅の応接間でクリスマス会をしたときの写真・・・「広島東洋カープ日本一祝賀会」の文字が(画像下)



★【平成17年(2005年)地元少年野球教室にて、親子三代の記念写真!】
 あの広島初の日本一から26年・・・2児の父で30代後半になった私ですが、携帯のストラップはカープの前田のユニフォーム・・・そんな4月のある日、父から突然の携帯電話が・・・「おい、雅之か!今大投手の江夏さんと(古川橋の料亭)仙亭で食事ご一緒してんねん。江夏さんに息子が小学校の時からのカープファンで!とゆうたら、江夏さんが「大阪にカープファンなんか絶対おれへん」てゆわはるから、ちょっとだけ電話かわってもらうわ」と珍しくテンションの高い父が江夏さんに電話を代わってくれました、、、突然のことで本当に驚きましたが、瞬間に(その声で)本物であることだけはすぐ分かり、とにかく興奮しました・・・
 実はそこは翌日(2005/4/16)に予定されていた「四條畷市市制施行35周年記念事業・少年野球教室」の打ち合わせを兼ねて市長や市議の父らが懇談(会食)している場だったのです。そして翌日あこがれの江夏豊さんと本当に直接お会いする機会に恵まれ、昨日電話でお話させて頂いたお礼を述べ、26年前に頂いたサインを見せると「ハイハイこれね、懐かしいサインだな〜79年か、一番幸せな時だったな、おう息子は阪神ファンか、大阪人はそれでよろしい!!」と丁寧かつユーモアたっぷりに対応して頂きました。また、厚かましくも記念写真をお願いすると「どうぞ!こんな昔の広島時代のサイン見せられたら・・・」と、本当に明るく我々親子三代(八上敬一、雅之、真也)との記念写真に快く応じて下さいました(画像下)。この写真からわずか2年後、父が亡くなりましたので、親子三代で写した唯一写真でもあるこの1枚は、2重の意味で私の宝物になりました。


四條畷市市制施行35周年記念事業「少年野球教室」にて
講師の≪20世紀最高の投手≫江夏豊さんと
我々親子三代(八上敬一、雅之、真也)で記念写真
2005/4/16)


★【平成19年(2007年) 東京ドーム、我々親子の真後ろの席に江夏さんが・・・】
 夏休み、私の大学時代の1年後輩で現在報知新聞の遊軍記者をしている酒井隆之くん(のりぴー酒井)から、非常に温かい激励&お誘いを頂き、急遽真也と東京へ!東京タワーや「お台場冒険王」などを酒井君一家に車で案内していただき、その後宿泊先の「ホテルメトロポリタンエドモント」から歩いて東京ドームへ!急な上京だったのでチケットは直前にヤフオクでかなりの値で購入したのですが・・・これが非常に素晴らしい席で、バックネット裏の記者席の真ん前でした。記者席といっても甲子園ほど位置は高くなく(そういえば、プロレス観戦のときは知り合いの記者さんがいて、ここに座って観戦したこともありました)・・・
 何気に左後ろを振り返ると、な何と江夏さんがスコアブックを付けながら取材中!真也が(失礼ながら)こそっと写真を撮って(写真左)、我々親子はそれで満足していたのですが、、、
チェンジのとき私がトイレに立ちますと、偶然通路で江夏さんとすれ違い・・・とっさに「江夏さん、2年前大阪の野球教室でお世話になりました八上です。今日は息子と一緒に大阪から・・・」と挨拶させて頂きましたらところ(目を全く合わさず)「今試合中なのであとで・・・」と小声で一言。挨拶だけでも出来て満足だったのですが、よく考えると「そらそうやな、試合中にもかかわらず通路で声をかけたのは失礼だったな」と少し後悔をしながら巨人・阪神戦の阪神の歴史的大勝を見届け・・・親子で席を立とうかとしたところ、見知らぬ若い男性から声をかけられました!
 「デイリースポーツの○○ですが、八上さんですか?江夏さんがお呼びです・・・」何と江夏さんは我々親子を覚えていて下さり、座席の位置を確認して、試合後わざわざお呼び頂いたのです!プロレスラーの場合でもそうですが「あとで・・・」というのは断りの返事というのが常識。。。それが試合後ほんとに「あとで」という約束を守り、スーパースター自ら(記者に恐らく「あそこに座っている親子をここに・・・」と指示してまで)お呼び頂き、記者席にて2年ぶり再会をさせて頂きました!笑顔で真也と握手しながら「おう、大阪からわざわざ来たの?ええ試合みたな・・・」「野球がんばってるか?ぼく下の名前は」と話しかけて頂き、真也君への宛名入りでサインボールを頂く幸運!ほんの数分の出来事でしたが、本当にあり得ない夢のようなひと時でした。我々親子を気にかけて下さり、サインボールまでして下さったのは20世紀最高の投手、広島を初の日本一に導いた江夏豊さんなのですから。




★【平成20年(2008年) 広島市民球場ラストイヤー・・・家族4人で思い出の地に!】
 2008年8月、家族4人でラストイヤーの広島市民球場観戦(vs阪神)、そして世界遺産の原爆ドーム、宮島・厳島神社観光を堪能して参りました。既に書きましたが私は小学1年生・昭和50年の初優勝・赤ヘル旋風の時に大のカープファンになり、小学2年〜6年生の夏休みには、父が毎年のように新幹線に乗せて広島市民球場にカープの応援に連れて行ってくれました・・・そんな少年時代の良き思い出の地を、実に20数年ぶりに家族で旅行できて本当に楽しいひと時でした。

※写真は試合前、今年がラストイヤーとなる広島市民球場前にて家族4人で・・・さすがのしんやも、最初は私とおお揃えの赤いポロシャツに・・・タイガースの帽子という中途半端な格好をしていましたが・・・「やっぱりここでは7vs3で広島ファンが多いな」と脱帽し?いや父に敬意を表し?カープの帽子を自費で購入し、この日だけは赤ヘルの応援を奈央とともにしてくれました!







※もうひとつの思い出
【平成16年(2004年)参院選に立候補された元監督の古葉竹識さんを応援!

 巨人の長嶋選手と首位打者を競った時代からの古葉ファンでもある父・八上敬一と共に・・・この年、自民党公認で参議院選挙に立候補にされた元・広島東洋カープ監督の古葉竹識さんを応援!父の市政事務所や八上木材鰍フ事務所にも古葉たけし候補(比例区・自民党)のポスターを掲示、電話作戦などで全面的に協力させていただきました。秘書の息子さんとも何度も連絡を取り合い、「こうやって表立って父を応援してくださっているのは関西では神戸の市議の○○さんと八上先生のお二人だけです!」とのおことばも頂きましたが、残念ながら古葉候補の結果はあともう一歩というところでした・・・【写真】父八上敬一(四條畷市議)、とカープ坊やこと八上真也・7歳 於/八上敬一市政事務所




以下の感想メールを頂きました!

題名:大阪在住の広島ファンです(広島出身)。
送信日時:Mon 05/18/2009 07:02:32 JST
広島時代の江夏選手の記事を検索していて貴サイトを拝見いたしました。
私自身も、江夏豊投手は20世紀最高の投手はもちろんのこと、阪神の江夏ではなく、カープの江夏と思っております(1980年の日本シリーズ胴上げ投手の時、当時小学1年の私も観戦しました)。 江夏さんは別格として、一番好きな選手は今も昔も変わらず今はロッテのコーチ高橋慶彦さんですが(『慶彦さーん、がんばって! 』ロッテとの交流戦では広島ファンが今でも声援しております) 。
御子息の真也君には申し訳ないですが、関西(10年在住)に来てからは広島の超有力選手ばかりを FAで取ったり(取られることは仕方が無いと思っていますが、いくらなんでもやりすぎ)昔の球団の体質、ファ ンの心無い応援を知り、大のアンチ阪神です 。
アンチ阪神の理由
@昔の球団の体質(優勝する気がまったくない)
Aファンの心無い応援(野次、江夏さんもデイリー誌で指摘されている「蛍の光」、対戦相手のスリーアウトチェンジの後の馬鹿にしたラッパ(昔はカープ応援団も同じようなことをやってましたが)、あと一人あと一球などの余りにふざけたコールなど
B甲子園でビジター(三塁側)でカープの応援していたのにもかかわらず、阪神ファンから『なんで 甲子園で応援しとんのや』と言われた(頭にきたので『オンドリャー誰に向かってもの言よんなら』と 広島弁で言い返してやった※私はやくざではありません:平民です)。
C広島の選手を掻っ攫う(特に4番打者、そしてあろうことかエース黒田までをも取ろうとした!)
私も昨年、盆休みに帰省して10年ぶりに最終年の広島市民球場で観戦しました。 今年の盆休みも帰省してマツダスタジアムの寝ネソベリアで観戦します(当然チケット予約しました) 。真也君はともかくとして、お父さんはこれからもずっと広島ファン、そして江夏ファンでいて下さいね。我がカープを日本一に導いてくれた江夏豊投手は、誰がなんと言おうと、20世紀最高の投手です!
P.S お父さんはフジテレビの三宅さんに似てますね・・・(お若いころの写真はイケメンですね!)





                                 
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